to レオ さん
私自身がepi-LASIKの経験がなくその代わりに
LASEK(アルコールを用いて上皮を剥離する手術形式)をしているので、あくまで頭デッカチな理論ばかりの話になってしまうことをご容赦ください。
epi-LASIKはLASIKを基準に説明するとフラップを特別薄く作成するのが特徴です。(LASIKは最低でも90μm位、epiは約50μm。フラップは戻さずに最終的には周辺部から伸びてくる新しい上皮に置き換わる)
この手術ではフラップが余りに薄い為フラップ作成面にエキシマレーザー照射後もデコボコが残る可能性があるということ。
フラップを戻さないのでデコボコの照射面に応じた上皮が再生する。→つまり不正面が出来て
不正乱視のもとになる・・・ということです。
高次収差を取り除くという手術はこの面の不正を取り除くという作業になります。
この
再手術のポイントを解説してみたいと思います。
1.いま、計測度数自体は悪くないとのことですから手術の目的はデコボコの
遠視化するということ。
2.epi-LASIKは
強度近視の方が適応になる場合が多いので追加矯正をするだけの角膜厚の余裕がない可能性がある。
3.「高次収差」という表現でなく「不正乱視」という診断がつくほどなので凸凹が山高く谷深いものかもしれない→エキシマの高次収差修正機能は不正な場所にスポット的に追加でレーザーを当てますが、スポットのサイズと強さに対して不正面の度合いが機械の想定している条件超えている可能性がある。
4.再手術の際のレーザー照射面は恐らくLASIKに準じて新しいフラップを作成して形成することになるが、これは本来不正な面と違う層を不正面に合わせて削ることになり本質的な対応というより、対症療法的な治療である。
5.この場合の不正乱視は
乱視という表現よりも不正面での透過光の拡散の要素が大きい。
続きます。