夫や夫の家族には言えない本音をぶちまけろ!
王様の耳はロバの耳!
わたしもいい年ですから周囲の友人は次々に結婚していきます。
羨んではいないけど、取り残されるような寂しい気持ちは否めません。
繰り返しますが羨んでいるわけではないのです。ただ、もう、なんというか……
「羨んでんじゃん。言い訳してもしょうがないでしょ」
「強がるな。認めてしまえ!」
と意地悪なことをいう友人二人(共に既婚者)。
いやね、羨んでるっていうとぉ、あんまり正確じゃなくてぇ、なんていうかぁ、自分の知らない世界? そういうものの存在がわたしの心を……
「はいはい、OK、よくわかった。でも羨む必要なんてないよ。むしろわたしは独身のあんたが羨ましい」
いや、だから羨んでないって。
「結婚て一対一じゃないのよね。色々めんどくさいもんがついてまわるのよ」
そう言うと二人はプハーッと一服、おもむろに本音トークを始めるのでした。
夫の実家はアウェー?
「ていうかさ、うちって同居じゃない? やっぱり気を使うし、盆暮れには向こうの親戚が集まってくるしで全然気が休まる暇がないわけよ」
「わかるわかる。もう完璧アウェーって感じ」
「まさにアウェー! 料理の味付けで痛感したね!」
― 味付け?
「うちとは全然違うのよ。わたしの口には合わないんだけどそれを表には出せないし。日本代表が現地にコックを連れて行く気持ちがよくわかった」
「自分で作りなさいよ(笑)」
「いやいや、自分だけ別のもの食べるわけにはいかないでしょ。向こうは向こうでわたしの味付けに微妙な反応だからねえ」
― それはあなたの腕前に問題があるのでは?
「またそんな身も蓋もないことを。育ってきた環境が違うのよ」
「で、その完璧アウェーで旦那はあっち側?」
「アウェーの空気に呑まれておとなしくしてるからわかんない」
「いつまでもつかねえ(笑)」
そのぶん旦那と二人のときは本音トーク炸裂だけどね(笑)」
― 結局おのろけですか。チッ
夫にも言えない!
「まあでもそのうち子どもができれば夫に対する不満も出てくると思うね」
― と言うと?
「わたしほら、昔はハードに仕事してたじゃない? でも正直家事と子育ての方が大変なのよね。大人は「ちょっと待ってください」って言えば待ってくれるけど、子どもは待ってくれない。仕事はよっぽどのときじゃなければ病気のとき休めるけど、子育てと主婦業は熱があろうが吐こうがやらなきゃならないし。
だから夫が「仕事で疲れて……」とかぼやいてても、「大丈夫? お疲れ様」って口では言うけど、実は根性なしとしか思えない」
「ハハハハハ(笑)」
― そういやうちの母も子どもが小さくて自分の体調が悪かったときの話をいまだに持ち出すね。父は毎晩遊び呆けて全然妻子を顧みなかったと。
「苦労をかけられたほうは忘れないからね」
「まあ旦那も外で苦労してお金稼いで来るんだから(笑)」
「実は旦那の給料にも不満です(笑)」
その他あれこれ不満を並べ立て、二人はにこやかに帰っていきました。
二人の幸せな家庭生活の維持のため、ストレスのはけ口になれて幸いです。
羨んでなんかいないもん。
夫の家族に言えない本音
普段口に出せない本音をここで叫ぼう!
お姑さんには言えないこと。
夫には言えないこと。
ひとりで抱え込まずにストレス発散してください。
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