危険な頭痛 あなたの頭痛は大丈夫?

カテゴリ健康・医療
2007-07-05
頭が痛い。吐き気がする。またいつもの頭痛?
でもちょっと待って。その頭痛、危険な頭痛じゃないかしら?
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早速ですがワタクシ頭痛持ちです。
母親もそうなので人間の頭とはしばしば痛むものだと思っていました。他の人たちはそうでないと知っても別段不平はありません。アレルギー持ちでもあるし、乗り物にも弱いので、病弱キャラを気取ることにしています。たまに頭痛の発作に襲われたときは震える手で痛み止めを飲み下しつつ自己陶酔に浸るのです。

しかし最近頭痛の発作が洒落にならなくなってきました。嘔吐や悪心を伴うこともしばしばで、こいつはもしかして重大な病気が隠されているのではないかしらんとあらぬ妄想に駆られ、おちおち病弱を気取ってもいられません。幼馴染のチョイ悪が知らぬ間にいっぱしの悪党になってしまっていたら、ちょっとお付き合いを考え直さなければなりますまい。差別はよくないことですが、現実問題自分の身のほうが大切ですよね。

そんな危機感に襲われ、頭痛の種類について調べてみました。

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危険な頭痛の原因

生命に関わる、あるいは後遺症の残るような頭痛は脳の病気によるものが多く、原因がはっきりしています。脳自身に痛みを感じる感覚はないのですが、腫瘍や出血により脳の外側の痛みに敏感な部位が圧迫されることで頭痛が引き起こされるのだそうです。

くも膜下出血
危険な頭痛の原因として一番に挙げられるのが「くも膜下出血」です。脳は外側から順に硬膜・くも膜・軟膜の3層の髄膜に覆われています。脳動脈瘤が破裂することでくも膜の下に出血を来たし、今までに経験したことのないような突然の激しい頭痛を覚えるのです。頭痛を自覚する前に意識障害に陥るケースも多いのですが、軽度の出血の場合、頭痛というよりは衝撃に襲われたような感覚(違和感)という証言もあります。
いずれにせよ対応は一刻を争うので、嘔吐を伴う突然の変化(頭痛・衝撃)を頭部に覚えたときには、救急車を呼んだほうがいいでしょう。

髄膜炎
髄膜とは頭蓋骨と脳の間の3層(硬膜・くも膜・軟膜)の膜を指します。この髄膜でウイルスや細菌が感染することで髄膜炎を引き起こすのです。症状は発熱・頭痛・嘔吐と風邪に似ていますが、後頭部の痛みと首の後ろ側の硬直が特徴です。細菌性の髄膜炎は抵抗力の弱い乳幼児に多く、ウイルス性より重症化しやすく後遺症の可能性も高くなります。

脳出血
くも膜下出血と区別して脳内出血とも言います。高血圧や動脈硬化などの原因で脳血管が破れ脳の内部に出血、出血した血液は血腫(血の塊)となり、浮腫(むくみ)を作ります。これらが脳を圧迫することで血液の循環が滞って脳細胞の機能が低下し、突然の頭痛と、数分のうちに嘔吐、麻痺、痺れ、意識障害などを引き起こします。排尿、排便、入浴時など血圧の上昇に際して発症することが多いようです。

脳腫瘍
脳腫瘍が原因で慢性的な頭痛を引き起こすケースもあります。朝方痛むことが多く、腫瘍の位置によっては麻痺や言語障害、視覚障害、平衡障害などの症状が見られます。

慢性硬膜下血腫
頭部に打撃を受けることで静脈から出血、硬膜の下に血腫(血の塊)ができる病気です。血腫が脳を圧迫することで慢性的な頭痛や麻痺、認知症などを発症しますが、静脈からの出血量は微量であるため、打撃を受けてから1〜2ヶ月後に症状が現れます。

わたしの場合たまに嘔吐するけど大丈夫でしょうか?

危険な頭痛の症状

危険な頭痛に代表される症状は「突然の」「激しい」頭痛です。それも今までに経験したことがないような頭痛は要注意です(と色々なサイトに書いてあった)。

ここで「今まで経験したことがないような頭痛って何よ?」という当然の疑問を抱いたあなた。気持ちはわかる。わかるけど、わたしも経験したことないからそんなもんわかりません。もうちょっと具体的な記述はないものかと調べれば、

「バットで殴られたような」

「後頭部に雷が落ちたような」

!!!

具体的だけどやっぱり経験したことない(むしろしたくない)です。(>_<)

・今まで経験したことがないような激しい頭痛
・突然の頭痛
・朝方に起こった頭痛
・意識障害を伴う頭痛
・麻痺や痺れ、けいれんを伴う頭痛

これらの症状が見られる場合にはお医者さんにかかったほうがいいかもしれません。
危険な頭痛の割合は、すべての頭痛の1%程度とされます。頭痛持ちの皆さんは否応なしに頭痛と付き合っていかざるを得ませんが、本当に危険な頭痛を見逃すことのないよう注意が必要です。参考までに、山口県予防保健協会のサイトで頭痛チェックが行えます。ためしにチェックしてみてはいかがでしょう。
http://www.yhoken.jp/htm/info/zutuucheck.htm

ちなみにわたしの結果は、偏頭痛の可能性が「確実にあります」で、他は「ありません」でした。確実ですか……。
これで安心して病弱キャラを演出できるというものです♪

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お役立ちサイト

頭痛大学
頭痛の総合大学「頭痛大学」。設立以来10余年の歴史を誇る長寿サイトで、今なお頭痛に関する新しいコンテンツが増え続けている驚異のサイトです。
http://homepage2.nifty.com/uoh/
○附属中学校「危険な頭痛」
http://homepage2.nifty.com/uoh/1234/3chuugaku.htm

財団法人 山口県予防保健協会
山口県予防保健協会のサイト。頭痛の種類についてわかりやすく説明してくれます。偏頭痛から危険な頭痛まで、自分の頭痛を診断できるチェックリストもあります。
○頭痛について
http://www.yhoken.jp/htm/info/info6.htm

しぶとく生き残るためのヒント〜くも膜下出血からの生還〜
くも膜下出血から後遺症なしで生還した女性の体験談。この方は激しい頭痛ではなかったそうですが、やはり普通の頭痛とは、「はっきり違う」と断言しています。
http://www.geocities.jp/mayako_0684/

ためしてガッテン「突然死! くも膜下出血徹底予防術」
NHKのためしてガッテン2006年4月12日放送のくも膜下出血予防特集です。ここでも激しい頭痛がくも膜下出血のサインとして挙げられていますが、中には例外もあるとのことです。
http://www3.nhk.or.jp/gatten/archive/2006q2/20060412.html